今から20年前の日韓共催ワールドカップの記憶が蘇ります。

不肖「小林大介」が、盟友「高松聡」氏と共に創った世界で初めての有料パブリック・ビューイングです。

当時、建て替え前の国立競技場で、4試合計20万人を集客して実施されました。

新たなサッカーの楽しみ方、応援方法を提案し、サッカーの魅力を国内外に発信することができたとともに、日本代表が初めて決勝トーナメントに進出することができた大会でもありました。

そしてこのパブリック・ビューイングという手法は、なんと2003年のカンヌ国際広告賞でメディアグランプリを受賞。

多くのサッカーファンの記憶にしっかり刻まれ、僕には生涯忘れられないイベントになりました。

 

→ 世界で初めての有料パブリック・ビューイングの詳細

 

時差や施設の問題とコロナ禍の影響で、大規模なパブリック・ビューイングなどはなかなか難しいとは思いますが、サッカーの応援方法は人それぞれ。みんなの想いはきっと届きます。

まさに「声をとどける 心がつながる」なんです!

さあ、いよいよ明日23日(水)日本時間の22時、ドイツとの初戦です!

日本のサムライたちをみんなで応援しましょう!

 

2011年東日本大震災の年に開設後、幾多のマイナーチェンジを重ねてきましたが、今回思い切ったサイトリニューアルを実施しました。

もし不具合や改善して欲しい点がございましたら、「お問い合わせ」よりご遠慮なくご連絡ください。

少々の遊び心も日々の仕事を楽しむ一服の清涼剤。ぜひ隅々までご覧いただければ幸いです。

 

リニューアルに際して、下記のサービスやコンテンツを再度ご確認いただけると幸いです。

 

【IPトランシーバーも初回割引対象!】

デジタルトランシーバーの初回割引に続いてIPトランシーバーの初回割引も開始しております。

納品日から返却日まで1週間以内のご利用であれば、なんと1台¥2,200という破格の金額でレンタル利用いただけますす。

もちろんそれ以上の期間でも、ご相談に応じますので、ご遠慮なくお問い合わせ・お申込みください。

 

詳細はこちら

 

【カンヌ国際広告祭を受賞したイベント実績も掲載!】

盟友 高松聡氏と不肖 小林大介が世界で初めての有料パブリック・ビューイングを2002年FIFAワールドカップで企画プロデュースだけでなく、制作・演出・運営そして主催まで手掛けたイベントです。

ほとんどの人が絶対に失敗すると言っていたこのイベントを、サッカーを愛する人たちへの熱い呼びかけによる草の根的スキームで津波のような話題作りを行い、スポンサー収入に全く頼らず、チケット売上だけで興行的にも成功させたことが評価され、カンヌ・ライオンズ メディア部門のグランプリに選ばれました。

余談ですが、決勝トーナメントまでの4戦で20万人を優に超える観客を集めました。その後、パブリックビューイングという名称が全世界に認知されたことはとても誇らしいことです。

 

詳細はこちら

 

いつも、弊社トランシーバーをご活用いただきありがとうございます。

 

甚だ勝手とは存じますが、

12月28日(火)から1月4日(火)までを年末年始休業

とさせていただきます。

 

新年は1月5日(水)より、通常通り営業いたします。

 

なお、年内及び年始のトランシーバーレンタルをご希望のお客様は誠に恐れ入りますが

12月27日(月)午前中までにお申し込み

くださいますようお願い申し上げます。

 

休業期間は宅配便でのお届け・ご返却になりますことをあらかじめご了承ください。

 

何卒ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

※緊急の場合、休業中でも対応いたします。

 

 

 

昨今色々な作品に取り上げられているゾンビ。主にホラー作品に多く登場するゾンビ。

そもそもゾンビとは何か?

調べてみると、元々は西アフリカ方面の精霊信仰であった「ヴォドゥン」がアフリカ大陸から奴隷貿易経由でカリブ海地域に伝わりカトリックやドルイド教などとカオスに混合し「ブードゥー教」と言う新たな土着信仰として根付いたのが始まりである。

ヴォドゥンの教えでは「ゾンビ」と言う神の1人の名前であり、転じて「不思議な力を持つもの」全般のことをさす。すごい薬の知識がある村の村長、どっかのヌシと呼ばれる巨大な動物、綺麗な鉱石、人知を超えた存在は全て「ゾンビ」だったそうだ。

それが、海を越えてカリブの信仰と同化して意味が「不思議なもの→化物、妖怪」と変貌した。

さらに、奴隷として強制連行された身分の人々が日々の仕打ちに耐え忍ぶために信仰していたため、内容が「精霊の力を借りて憎い相手を呪い殺す方法」のように呪術的内容が先鋭化し、その一環で人間を生ける屍―ゾンビにする呪法が生まれた。

毒などでギリギリの仮死状態にして、目覚めるのを待つ。

うまく意識を取り戻したら、植物毒メインの幻覚剤にて思考と体の自由を奪って、奴隷化すると言うものだそうだ。

実在したゾンビは死体でもなければ腐ってもいなく、見えない力で操られているわけでもない。意図的な服毒で脳障害を負わされた、生きた人間である。

何とも悍ましい行為だ。

 

ホラー作品やファンタジー作品では、後遺症を負った廃人であるブードゥー教のゾンビとは異なり、「生物学的に一度生命活動を停止した死体が、何か別の意思に操られ自律行動する」「ゾンビに噛まれたり、殺されるとその者もゾンビの仲間入りする」と言う特徴を多く共有する。

これらのソンビ像を決定づけたのは映画監督のジョージ・A・ロメロ氏とされている。

ロメロ氏はブードゥー教のゾンビの特徴に吸血鬼の十八番である「外傷を負わされた人間を仲間にする」と言う特徴を加えた。

ロメロ氏の作品によって、ゾンビの基本イメージが完全に確立された。

それ以降、呪術的な力から化学薬品や寄生虫などがゾンビの原因として描かれていくようになった。

現在は、ファンタジーな力で動くゾンビとSF的理由づけで動くゾンビの半々で描かれることが多いだろう。

 

個人的にゾンビ系作品で一番好きなのは「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」だ。

この作品はホラーではない。

社畜がゾンビで溢れかえった世界で、自身がゾンビになるまでにやりたいことをやる、という作品だ。

この作品ホラーではないのでホラーが苦手な人も気軽に読めるのがいい。

現在は4巻まで出ているので、直ぐにでも買いにいけるのもいい。

興味が出たら是非とも書店へ行ってもらいたい。

 

スキューバダイビングを題材にした井上堅二先生原作・吉岡公威先生作画の漫画。

 

この漫画ダイビングを題材にしているが、ダイビングをしているシーンより飲酒して全裸になってるシーンの方が多い。

そんな漫画だが、見どころの1つとしてギャグが挙げられる。

この漫画の原作者でもある井上堅二先生のキレキッレのギャグセンスは前作のバカとテストと召喚獣(以下、バカテス)から健在である。

バカテスの時は高校生のおバカな学園コメディだったが、ぐらんぶるでは様々なしがらみから解放された大学生たちによる、ある意味アダルトなギャグを作画担当の吉岡公威先生の絵によりその魅力を何倍にも引き立ててくれています。

 

この漫画のあらすじは、海が近くにある大学への進学を機に、叔父が経営するダイビングショップ「グランブルー」に居候することになった北原伊織。

そこで出会ったのはとびきりの美女、そして酒とスキューバーダイビングと裸を愛する屈強な男たちだった。

そして、元が馬鹿で無神経かつ鈍感な性格の伊織は彼らとの暴走にのめり込んでいく。

そう、大学生のサークル活動を描いている。

そのため大学生の講義や試験なども話として扱われている。

その中には原作者の実体験をもとにしているものも数多く使われている。

前作のファンはより一層楽しめる。

 

そして忘れてはいけないのがこの漫画のテーマでもあるスキューバダイビング。

酒や全裸などで忘れがちになるがれっきとしたダイビング漫画なので、ダイビングのシーンもきちんと描かれている。

主人公である伊織にはかなづちという欠点があるが、そんな彼がサークル活動を通じてダイビングの楽しさに魅せられ、のめり込んでいく姿も見どころだ。

ダイビングをしたことのない私もダイビングに挑戦してみたいと思えるほどだ。

 

またなんと、この漫画はアニメ化と実写映画化もされている。

アニメでもきちんと全裸に飲み会、キレキッレのギャグは健在だ。

またきちんと注意文も開始前に入れる徹底的だ。

そして、実写映画。

これはまだ上映されてないが、原作者自身が「実写化してイケメンの股間を見るんだ!!」を構想段階から抱いていた大きな夢と公言していた。

どのくらい飲むのか、どんな風になるのか楽しみでしょうがない。

 

ダイビングの魅力にギャグと見所がいっぱいあるこの作品。

文面で語るだけでは魅力は伝えきれない。

一度お手に取って見てもらいたい。

絶対に損はしないと断言できるほどに面白い漫画だ。

 

週刊少年ジャンプにて1998年6月30日から2004年8月30日まで連載されていた漫画でファンからは「マンキン」の愛称で呼ばれている。

霊能力者(シャーマン)の少年麻倉葉が、シャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなる戦いを描いている物語だ。

 

ちなみにジャンプ連載の末期にはアンケート順位が低迷していたため、打ち切りという悲しい形で連載を終えることになってしまったが、2008年3月から発売された完全版にてジャンプコミックにて執筆されていないストーリーを追加して完結を迎えた作品でもある。

 

その後2018年1月に講談社でシャーマンキング20周年記念サイトがオープンし、講談社からKC完結版として全35巻発売された。

 

このシャーマンキング、何を隠そう私がオタクに目覚めるきっかけとなった作品でもある。

シャーマンキングを初めて知ったのは、テレビアニメが放送されたときだ。

第一話を観た時から、面白いと感じ単行本を購入するためお小遣いを持って、書店に買いに走ったのを記憶している。

親に内緒でひっそりと購入していたのでなかなかスリルがあった。

しかし、順調に巻数を揃えていたが、24巻を買った後に親に全巻売られた苦い思い出もある作品だ。

小学生の財力では再び買い揃えるのは困難だったため、以降の購入を断念していたが高校時代に完全版が発売されたのを機に、全巻購入を果たせた。

連載時の最終回を知らなかっった為、完全版の追加ストーリーを知らなかったのできちんと完結していたと思っていたのだが、ふと調べたらまさかあの話で終了されていたなんてと驚愕させられた。

気になる方は是非とも完結版26巻の第286廻「おやすみ」を読んでもらえれば理解してもらえると思う。

 

完全版にてきちんと最終回を迎えたシャーマンキングだが、続編として「シャーマンキングFLOWERS」が存在するが、この漫画も連載雑誌が休刊になり、そのタイミングで連載終了となった。

しかし、講談社に移籍した後に「シャーマンキング新章―プロローグ―」が連載される。

この終わっても何度でも蘇る不死鳥のような作品はそうそう無いだろう。

まるでこの漫画のような展開だ。今後の続きも気になるので、是非とも続いて欲しい。

 

ちなみに私の一押しのキャラクターは猫又のマタムネという猫の幽霊だ。

このマタムネは物語でも重要な役割を持っているキャラクターだ。

主人公がシャーマンキングを目指すきっかけを作るほどの重要なキャラだ。

猫なのにキセルに和服を身につけ、シャーマンが使う能力を幽霊ながらに使えるほどの強キャラでもある。

猫好きはもちろん、和装好きにも嬉しいそんな愛らしいキャラクターだ。是非これを機にマタムネを観てもらいたい。

でなければ、この漫画の良さは伝えきれ無い。

 

『モンハン』と略され親しまれているカプコンより販売されている大人気ハンティングアクションゲーム。

2004年に販売されたPS2用ゲームに始まり、現在はPS4用ソフトモンスターハンターワールド:アイスボーンと多機種に渡って販売されている。

 

私がモンハンをやり始めたのはPSP用ソフトモンスターハンター2ndからだ。

高校時代の夏休みにパソコンのハードディスクが壊れたときにやり始めたのがきっかけだ。

そこで、一度挫折した。

なぜなら飛龍種の登竜門と言われるイャンクック先生が倒せなかったためだ。

ババコンガは倒せたのに・・・。

 

その後、なんや感やでイャンクックを倒したのち、フルフルさんに惨敗してまた挫けそうになった。

電撃による痺れで何度やられたことか。攻略のために無い頭を振り絞り、相性のいい武器を作ったり、作戦を練ったりしたのもいい思い出だ。フルフルを攻略した後は狩りにもなれたのか、比較的楽に進められた。

 

夏休み中に、友人と協力して狩りをしたりもした。

モンハンの醍醐味でもある協力プレイだが、ここにも1つ落とし穴があった。

それは物欲センサーによる報酬の差異だ。

 

モンハンで武器や防具を作る際に必要な素材を集めるためにモンスターを狩るのだが、強力な装備を作るにはレアな素材が必要になる。

レアな素材は出る確率が極めて低いし、モンスターの強さも高くなっているため難しく1人での狩は厳しいものがある。/p>

そこで協力プレイだが、協力してくれる友人にばかり欲しい素材が入るなんてのが多々ある。

その度に、「物欲センサーが・・・!!」と落ち込んだりもした。

 

モンハンの魅力は狩りだけではない。

装備も大事な要素だ。

私個人は太刀をメインに使っているので、飛竜刀が好きだ。

むしろ飛竜刀のために太刀を使っていると言っても過言では無い。

あの火龍の雰囲気を残しつつも刀としての鋭いフォルムが特に魅力的だろう。

強化を重ねるごとに攻撃力も上がり使い勝手のいい武器になる。

 

また、私は武器コレクターでもあるので、使えない武器も多数作ったりもした。

なんなら全種類作ろうとした。

それ以降のソフトでは使う武器を変えながらプレイした。

双剣にライトボウガン、操虫棍、弓と使ってきた。

使っていくうちに武器それぞれの魅力に気づきどんどんとハマっていき、時間という概念を喪失しながらプレイしていった。

 

また、シリーズを重ねるにつれプレイヤーの個性もよく出るようになった。

武器と狩猟スタイルが増えると共にできることも増えたためプレイヤー自身の性格もよく感じられた。

攻撃重視だったり、空中戦仕様だったり、カウンター狙いだったりと個性のでるハンティングスタイルが増えたのが理由だろう。

私も空中戦の魅力にハマってしまい、一番楽しい空中戦ができた双剣に鞍替えしてしまった。

あの連撃が双剣の魅力だし、空中でのアクロバティックさは双剣が一番見ていて楽しい。

 

だが、きちんと最新作では太刀に戻った。

やっぱりなんだかんだ言って、太刀が一番好きだ。

 

「Kuma the Bear」初のオンラインゲームであり、コロプラより販売されているゲームアプリ、通称「黒ウィズ」の相性で親しまれているスマホゲームだ。

2013年から配信されており、7周年を迎えた大人気アプリだ。

 

プレイヤーは魔法使位になり、クイズに正解するとカードに宿る精霊を召喚し、魔物に攻撃するRPGで、クイズの形式は通常の四択問題、イベントなどで他の並べ替え、スライド式、穴埋め問題、線結びと出題形式があり現在は10種類ほど確認されている。

 

物語のあらすじは、クエス=アリアス(108個の異界の1つ)を舞台に、魔法使いの訓練生として港町トルリッカ(最初の街)へやってきた「君(プレイヤー)」は、「四聖賢」の称号を持つ大魔道士ウィズの弟子になる。ウィズとともに訓練を行なっていたある日、ひょんな事でウィズが猫の姿になってしまい、ウィズの元の姿を取り戻すために、修行と冒険の旅に出るというお話だ。

 

そのほかにも、イベントストーリーとしてクエス=アリアス以外の107個の異界に行くお話もある。

なんなら月2ペースで異界に行っている。

もうほとんど異界で生活しているようなものだ。そりゃ、メインストーリーが進むわけがない。

いや、ほんとマジで。

そんなイベントストーリーだが、107個の異界を飛び回っているのだが、実は各異界が独立しているようで繋がっている。

そのためイベントを重ねるごとに世界観や登場人物の個性などが濃くなっていく。

これらもまた、黒ウィズの醍醐味だ。

 

黒ウィズに出てくる精霊数は優に1万を超えている。

その中でも私のフェイバリット精霊はユッカ・エンデという精霊だ。

根は真面目だがどこか抜けており、イベントの度にそのポンコツぶりを発揮し、「ユッカバカだから」というセリフが出たため、「ユッカ=バカ」が公式公認とも見られ、ファンの間では枕詞として用いられるようになった。

カードとしても性能がイマイチで印象が薄かったり、伝説的な壊れ性能なため所持していない人達がアンチになるなど不遇な扱いが多い可哀想なキャラでもある。

ただ、人気も高くカードイラストも多い。グリココラボ2種類、バレンタイン、新年、水着にアイドルとイベント限定でも多く登場している。

・・・それでも、最多カードには及ばないのだからトップとの人気の差はデカイ。

 

そして、満を持して7周年記念ガチャで登場したユッカはなんと、動く新カードとして登場した。

性能も良く評判もいいため、嬉しい限りである。

もちろん私もクリスタルを溶かしまくってなんとかお迎えできた。

ありがたや、ありがたや。

 

今後も末長く続いていただきたい、黒ウィズ。

スマホの容量があれば一度くらいインストールしてほしい。

そして、次の〇〇万ダウンロードを早く迎えたい。

 

・・・なので、何卒皆々様よろしくお願い申し上げます。

 

唐突だが、動物園のカリスマとは誰であろうか?

百獣の王ライオン? 霊長類のゴリラ? トラ? 狐? クマ? サイ? ロバ?

 

やはり私はパンダだと思う。

あの白と黒の笹ジャンキーな彼らの愛嬌がなんとも引き寄せられる。

圧倒的に動物園でもパンダの赤ちゃんの誕生の話とかはTVでもよく見かけるほどに彼らのネームバリューは高い。

 

そこでお勧めしたいのがコチラ!・・・上野動物園を舞台にした架空のファンタジー擬人化漫画・『ケモノキングダム』だ。

上下巻の2巻とお求めやすいのもいいところだ。

作者は上巻・下巻にするか上巻・野巻にするか本気で会議したそうだ。

 

物語のあらすじは、最古の歴史を持つ始まりの国『アッパーヤード』に30年以上平和な治世をもたらし、賢王と呼ばれた笹王パンダの没後、その王座を代理としてレッサーパンダが継ぐことになった。

しかし、先代ほどのカリスマ性に欠け「負ける気がしない」「食欲がわく」とまで言われた彼からその王座を奪おうとする者が続出する。

そんな中遂にアッパーヤード全土を手に入れるべく動き出した、東部の一大勢力を仕切る百獣の王ライオンとパンダ王の代より西武の警護を任されているオオワシの二匹を中心に、ドS大賢者なシロフクロウや現在育児休暇中のハードボイルドカンガルーなど、個性豊かな動物たちが繰り広げる壮絶なボケとツッコミの応酬のコミカル漫画だ。

 

登場するキャラクターたちは上野動物園の飼育動物が元になっており、人間のキャラクターは存在しない。

登場動物の半数は人間の姿をしているが、動物のままのキャラクターたちも存在している。

擬人化好き、ケモノ好き、動物好きも楽しめる。

 

また、怪我で飛べなくなったオオワシをはじめ、上野動物園の実物のエピソードを元にした設定が数多く存在しているのも特徴的だ。

この漫画を読んでから上野動物園を回ってみるのも面白い。

各キャラクターのモデルがいるため、「これがあのオオワシか。」や、「あのライオンはこれかな?」みたいな聖地巡礼も楽しめる。

 

さらに、ギャグ漫画なのでギャグにも注目したい。

女房の忘れ形見を縫い付けたカンガルーの「女房は懐の深いやつだった」と言ってマシンガンを取り出したり、ドールの「私には誰?でライオンはライオンか・・・はいはい、さすがライオン。メジャーメジャー。一度キツネに間違えられてみろ。どうせ私はマイナーさ」など動物らしさを全開にしていて面白い。

 

気になった方は是非ともお手に取っていただきたい。

 

オススメの漫画の話でもしよう。

 

「通称・魔女ツノ」と呼ばれる、月刊少年ガンガンで連載されている、もち先生の作品である。

 

あらすじは、薬草の魔女のベティとその下僕であるアルセニオは師である大魔女のビビアンの難病治療のためにアルセニオ単身で魔王城に踏み込み、そこでレイという少女出会い、彼女とその仲間と共に魔王からツノを手に入れようと奮闘する物語である。

 

あらすじだけ読むとごく一般的王道ファンタジーだが、読んでみると他宗教との確執、異種族差別、同性愛とかなり奥深いものが見えてくる。

一見重そうなテーマだが、作者の描き方が巧妙でコミカルに表現されていて笑いながらに考えさせられる。

この作者のギャグは非常に巧みだ。

魔法というファンタジー要素により、男から女へ、女から男へと性別の転換が自在に行われ、異性の視点からみる友人に対する気持ちや、自身が持っている性の認識など現実では考えることもない視点を考えさせるところや、キャラクターたちのギャグシーン、魔法を使ったバトルシーンも見所だ。

 

さらに、この作品にはアルセニオの少年時代を描いたスピンオフ作品も存在する。

この作品の存在は魔女ツノで描かれていた内容を補強する重大な作品だ。

 

登場人物のキャラが皆濃く、オススメのキャラクターばかりだ。

 

下僕心溢れる火を操る魔物になった青年・アルセニオとその主人である幼魔女のベティとの切れない絆。

魔法によって少年から少女に変化した狩猟民族のレイと、アルセニオとの性別を超えた恋心。

病弱な体を治すために魔女の魔法を習得した極北の魔女・エリックとレイの幼馴染にして狩猟民族最強の男ロイドとの師弟、そして性別に囚われない恋愛。

魔物となった親友を救うために親友を斬り、親友を守ることを誓った騎士・サウロと親友のアルセニオの友情を超えた気持ち。

 

様々なキャラクター達の関係性も目が離せないところだ。

スピンオフでは人間から魔物になったきっかけが描かれており、前とは違う自分になり戸惑うアルセニオの心情とサウロの親友を魔物に殺されたと思っている怒りのすれ違いなど切なくなる話だが、本編での和解シーンを読んだ時より引き込まれた。

2人の友情がどれだけ固く確かなものだったかがよくわかる。

 

魔物サイドもキャラが濃く、本編のギャグシーンからシリアスなシーンを様々に彩っている。

 

人間には人間の心。

魔物には魔物の心。

男には男の心。

女には女の心。

 

どこからどこまでがどの心なんて測れない。

ありもしない境界線を探して、無理矢理、線を引いて溝を作っていた。

この溝を埋めたいと言った、アルセニオの言葉の重さ。

 

全部になって初めてわかることがあるように、誰も想像したことがないものは理解ができない。

理解しようとする気持ちの大切さを気づかせてくれる、重たくも優しく勇気ある言葉だ。

 

他者に優しくすることの難しさを教えてくれる作品でオススメです。

レンタルのはじめの一歩 →
『お申込/お見積』のご依頼を!

レンタルのお申込/お見積